声明 - 尹錫悦罷免に対して韓統連が声明発表
尹錫悦罷免に対して韓統連(孫亨根議長)が声明発表
憲法裁判所(憲裁)は今日、尹錫悦の12・3非常戒厳令が明らかに違憲・不法なものであったと認定し、尹錫悦に大統領職罷免を宣告した。われわれは憲裁の宣告を熱烈に歓迎する。
尹錫悦罷免決定は、特に12・3内乱以降、今日まで間断なくソウルはじめ韓国全土で尹錫悦の暴挙を糾弾し、民主主義を守るための闘争に立ち上がった韓国国民の偉大な歴史的勝利である。また尹錫悦退陣闘争に連帯した海外同胞と国際連帯の勝利でもある。
尹錫悦は憲裁の罷免決定を謙虚に受け入れ、心から国民に謝罪しなければならない。「国民の力」はじめ尹錫悦の罷免に反対してきた極右勢力は、罷免決定を全的に受け入れ、けっして軽挙妄動してはならない。司法機関と捜査当局と司法機関は、すでに大統領ではなくなった尹錫悦を早急に再拘束し、内乱罪などを適用し厳重に処罰しなければならない。あわせて12・3内乱を徹底捜査し、関与したすべての者が処罰されなければならない。
この間、極右勢力は尹錫悦を擁護しながら、裁判所襲撃、対米従属、対中国嫌悪、対朝鮮敵視など常軌を逸した危険極まりない言動を繰り返してきた。更には野党指導者らに対するテロ予告の情報まで広がっている。われわれは団結した力で、極右の動きを徹底的に封じ込めると同時に、極右と一体化した「国民の力」を解体しなければならない。
2カ月以内に大統領選挙が行われ、新たな大統領が選出される。
韓国国民は内乱勢力の一掃、民衆生存権保障、検察改革、国家保安法撤廃などの社会大改革および、南北関係改善・自主・平和の実現に向けた闘いをより一層強化すると共に、民主、民生、自主、平和を志向する新たな政権を創出していくだろう。米日両政府は、韓国の民主政府樹立に向けた動きに内政干渉してはならない。
尹錫悦政権の暴政によって崩れた国家を立て直し、民主主義と正義の花が咲くよう再建しなければならない。韓統連はその闘いに全力で合流していく決意である。
2025年4月4日
在日韓国民主統一連合(韓統連)
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