声明 - 尹錫悦逮捕を熱く歓迎し、尹政権を完全終息させるまで闘争をさらに強化しよう

昨年12月14日の東京キャンドル集会

 1月15日、内乱などの容疑で尹錫悦が高官犯罪調査庁(高捜庁)など合同捜査本部によって大統領官邸で逮捕され、高捜庁舎に移送された。与党「国民の力」議員約30人などが官邸前で尹錫悦逮捕に抵抗したが、衝突には至らなかった。

 尹鈴悦逮捕は、政権出帆の直後から尹政権の売国政策など悪政を厳しく指摘し、粘り強く政権退陣闘争を展開してきた海内外同胞の闘争の成果である。われわれは国会での大統領弾劾訴追決議(昨年12月14日)に続いて、第2歩目の勝利を勝ち取った。これを跳躍台に、尹錫悦に対して、憲法裁判所における早期の大統領罷免判決および、内乱罪・外患罪などの有罪判決(無期刑か死刑)を勝ち取らなければならない。また、尹錫悦を庇護し続けている極右の温床である「国民の力」を解体しなければならない。

 尹錫悦政権の没落によって壊滅的な打撃を受けることを恐れた保守勢力は、必死に巻き返そうとしている。尹錫悦逮捕を阻止するために、大統領官邸に駆け付けた羅ギョンウォン議員は「個人的な感情は捨てた」「守るべきは保守の本領」だと述べた。彼らは尹錫悦政権の終息とともに米国のもとで保守が推進してきた新自由経済や韓米日軍事同盟体制が一挙に崩壊することを怖れている。最近の世論調査で「国民の力」の支持率が高まったところを見ても、われわれは保守勢力の巻き返しを軽視してはならない。今後も保守勢力は再執権のために時間稼ぎなどあらゆる策を弄するであろう。われわれはけっして油断せず、尹錫悦政権の完全終息に向けて継続して闘争を更に強化していかなければならない。

 米国は、尹錫悦政権の崩壊によって韓米日軍事同盟体制が動揺することを最も警戒している。米国は尹錫悦を放棄したとしても、最後まで韓日軍事協力に否定的な民主党の執権を嫌うだろう。われわれは米国の内政干渉に断固反対し、自主的で民主的な政権の創出に全力を尽くさなければならない。

 われわれ海外同胞は、12・3内乱主犯の尹錫悦の退陣のために各国の僑胞たちに決起を促すと共に、居住地の国民との国際連帯を強化してきた。

 われわれ海外同胞は、今回の尹錫悦逮捕を熱く歓迎すると同時に、尹錫政権政権を完全終息させるために更に闘争を強化していく決意を明らかにする。


2025年1月16日

在日韓国民主統一連合


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