3・1朝鮮独立運動105周年 孫議長が記念集会で発言 「韓日民衆連帯で戦争阻止を」 新宿駅前
(2024年4月5日)
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キャンドル集会で発言する孫亨根議長 (3・1 東京) |
1919年の3・1朝鮮独立運動105周年を迎えた3月1日、東京都新宿駅南口前で日韓・日朝民衆の交流と連帯を進める市民団体などがキャンドル記念集会を開いた。日韓民衆連帯全国ネットワーク(日韓ネット)や韓統連、日朝協会などでつくる同実行委員会が呼びかけ、在日同胞や日本の市民ら約160人が参加した。オープニングは、ミュージシャンのなりぞうさんが韓国の闘争歌などを披露、参加者の手拍子や拍手がわき起こった。
集会では、関東大震災での朝鮮人虐殺や韓国徴用工への謝罪と賠償、授業料無償化除外など朝鮮学校差別、戦争危機にある朝鮮半島情勢、沖縄辺野古や南西諸島への基地増強問題など様々な運動課題に取り組む市民団体からアピールがあった。
韓統連の孫亨根議長は朝鮮半島情勢について、「南北は激しく対立し、戦争がいつ起こっても不思議ではない状況だ」と指摘し、常態化する韓米、韓米日の合同軍事演習によって緊張は頂点に達していることを明らかにした。
そのうえで、孫議長は「民衆連帯の力で、侵略と戦争に反対し、平和を築こう」と呼びかけた。
同実行委は2月25日にも、朝鮮独立運動105周年を記念して屋内集会を開いた。
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