韓米合同軍事演習に反対、米大使館に抗議行動 韓統連と労組反戦行動実行委など

 (2024年8月2日)

 8月後半に韓国全域で実施される韓米軍事演習を前に、東水労や全国一般東部労組などで作る労組反戦行動実行委員会は韓統連の呼びかけを受けて7月31日、韓米・韓米日軍事演習に反対する米大使館抗議行動を展開した。激しい雨の中、数十人が警察の不当な規制をはねのけ米大使館前まで進出し、軍事演習の即時中止を求めて声をあげた。

 行動前集会では、韓統連の孫亨根議長が基調提起し、▼韓米軍事演習「フリーダム・シールド」の中止と拡大抑止の撤回を要求する▼韓米日軍事同盟と自衛隊の朝鮮半島への侵出に断固反対する▼韓国民衆の自主平和、反米反戦の闘いに連帯する――などを強く訴え、韓日民衆連帯運動を強化しともに闘うことを明らかにした。

 その後、メンバーらは米大使館に向けてデモ行進し、フリーダム・シールド軍事演習の即時中止と韓米日軍事演習の断固反対、尹錫悦政権の対朝鮮挑発策動の阻止などを盛り込んだ抗議文を読み上げた。

 同23日には、平和フォーラム(染裕之共同代表)などの市民団体メンバーも韓米軍事演習に反対し、中止を求める韓米両大使館抗議行動を実施した。

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